2015年おすすめの本と本との馴れ初め

2015年もおしまいということでいろいろまとめをやってます。

 

今回のブログは2015年に読んだおすすめの本まとめ。

2014年もおすすめ本の記事書いてるんですが、閉鎖したブログだった。

本題の前に、kindle欲しいなあって話があります。

 

物心ついた時から、僕は本が好きでした。

今は引っ越した昔の実家に4畳半ほどの本棚部屋があり、そこに父母が集めた本が死ぬほどありました。

最初は絵本、写真集・画集、次に漫画、最後に活字をひたすら貪りました。

一番良く読んだのは、村上龍開高健吉本隆明で一番影響を貰ったのは手塚治虫火の鳥

 

小学校,中学校の図書館はとてもショボくて、がっかりしてたのをよく覚えてます。

高校の図書館はめちゃめちゃ充実してて、すっごい沢山の本を借りました。

この時ハマったのは、江戸川乱歩三島由紀夫

大学入ってからは、文芸書は全然読まなくなって専門書とか実用書ばっかり読むようになりました。そもそも文芸書が図書館にあまりない。

でも本はよく読んでます。

 

 

僕は本を読みながら、超楽しい(;´Д`)ハァハァみたいな状態によくなるわけです。

"本を読むおかげで違う世界を知れた"とかよく言いますが、それはなくて刹那的な興奮を得、あー生きててよかった一日だったなあ寝ようってなもんです。

でもこれって超幸せなわけですよ。やばいっすよ。

 

僕がこうして本に興奮を感じるきっかけは、昔家にあった四畳半の本棚部屋のおかげ。 

人生で一番最初に触れる本は、家の本棚なんです。

だからこそ僕は、自分の子供が生まれた時に僕が影響を受けた本を全部買い揃えてさり気なく置いておきたいんですよ!

ということで最近ペパボからブックオフに買収されたブクログ

booklog.jp

を数年前から愛用してます。いつかその段が来た時に買い揃えるんやと。

 

しかし気付きました。物質としての本じゃなくて、もうKindleで買っておけば無くなることもないのでは…?

家族間でKindleデータの共有すれば僕が読んできた本をすぐさま与えれることができるのではないか…?

しかもKindleデータは再販売価格維持制度外なので価格も安い。

ということでKindleの購入を検討しております!

年明け買いたいね!

 

ということで閑話休題

2015年おすすめの本の紹介じゃー

 

1.悠久の時を旅する, Alaska, イニュニック/星野 道夫

目黒にある松浦弥太郎さんが代表を務めるCOW BOOKSに行ったんですけど、そこの店の前に文庫が並んだ棚があるんですよ。

そこで「旅する木/星野道夫」って本を見つけて手に取ろうとした瞬間に、同じようにその本棚を見てた人に先に手に取られてしまいまして…結局買えなかった訳です。

悔しくて星野道夫さんの他の著作を探して読んだら、本当に息遣いが聞こえて面白い。

しかもイニュニックに入ってる、日米の兵士がアリューシャン列島で再会する話は教科書に載ってる話で気に入ってた話でした。

これを読んだことがきっかけでアラスカに行こうと画策するんですが、それはまた別の話。

 

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2.ニコニコ動画が未来を創る/佐々木俊尚

ドワンゴ創世記ですね。今やカドカワになったドワンゴがどう大きくなっていったかを一番良く伝わる本でした。

ドキュメンタリーとしてすごい面白くて、あっという間に読み終えました。

あとドワンゴ創業者で今のカドカワの社長の川上量生さんは、地元も一緒で高校の先輩でもあります。しかも地元の図書館に寄付をなされて、その寄付で買った本が"川上文庫"として収蔵されてます。

あと「ニコニコ哲学/川上量生」という本も面白くて、何が一番おもしろいかというとボロクソに書いたあとがきです。

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3.暮しの手帖日記/松浦弥太郎

前述の松浦弥太郎さんが編集長を務められていた暮しの手帖の連載をまとめた本です。

一回一回の連載に重みがあります。特に反戦の詩の部分。

暮しの手帖は元々うちの祖母が愛読してて、祖母の家に遊びに行った際に読んだことがありました。

最近になって「花森安治の仕事/酒井寛」を勧められて読んで、長い間この姿勢を保ち続ける暮しの手帖に心打たれて、そこから暮しの手帖や松浦さんの著作を読みなおしたりしました。

くらしのきほんもおすすめ。

kurashi-no-kihon.com

 

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4.おしえて!科学する麻雀/とつげき東北

2015年は麻雀を始めました。

完全にサイバーエージェント藤田晋社長の影響です!あと二階堂亜樹プロがかわいいです!

ルールをマスターして中々強くなれんなーと思って、図書館の麻雀の棚にある本をガーッと読んで一番合うなと思ったのが完全デジタル。

リーチをした場合の上がり率とか追っかけリーチの必要性とか字牌を切るタイミングとか論理的で統計的に腹落ちしてるとブレなくなったなと思いました。

まだまだヒヨっこですが、来年も麻雀楽しみたいなあ。

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5.ネット大国中国 -言論を巡る攻防-

卒論でインターネットと国境とか色々調べてて、その流れでこの本を手に取りました。

そこから中国のインターネット超ハマりました。

グレートファイアウォールなどの国家としての戦略とか、レッドオーシャンすぎる起業事情とか、アリババ,シャオミ,テンセントの巨人具合とか

ワンピースの新世界かよっていうくらい登場人物が魅力的。

2016か2017年になるかわかりませんが、いずれ中国インターネットが日本にドーッと入ってくる前に中国インターネットを勉強するのおすすめ。

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2016/1/10追記
↑の本より

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こっちの本のほうが全然ためになった。おすすめ。

 

 

 

来年もいい本に出会いたいな〜

来年からは住む場所も変わるけど、いい本に出会う場所はどこになるんだろう?